斜里町は、世界自然遺産・知床を有し、雄大な自然に抱かれた町です。
日本百名山のひとつである斜里岳の麓には、広々とした田園風景が広がります。
春には、雪解けが進む道端で顔を出すフキノトウ。
夏には、白く輝くジャガイモの花。
秋には、金色に染まる小麦畑。
冬には、オホーツク海を真白に染める流氷。
この土地ならではの美しい風景が、一年を通じて日常の中にあります。
町から一歩踏み出せば、そこには圧倒的な自然の世界。
訪れる人をやさしく迎え、暮らす人には四季の豊かさを実感させてくれます。

東京で桜の開花が話題になる頃でも、斜里町はまだまだ冬景色ということも。
空には飛び立つ白鳥の群れが見られ、まだまだ肌寒い日が続きます。
流氷が沿岸から離れる「海明け」が近づくと、港では陸に揚げていた漁船を海へ戻す作業が始まり、
畑では黒々とした土の中から青い新芽が顔をのぞかせます。
長い冬を越え、町に少しずつ活気が戻ってくる瞬間でもあります。
平均気温:5.6 °C
おいしい!山からのおすそわけ
春は山菜の季節。山には、行者ニンニクやタラの芽、ワラビたちが一斉に芽を出します。自分で採ったり、おすそわけしてもらうことも。また、春はヒグマも冬眠から目覚める時期なので、お互い適切な距離で春を楽しみましょう。

流氷の恵み!脂がのった魚たち
流氷が去ると本格的に漁が始まります。サケ・マス類も有名ですが、地元のスーパーでは目利きが選んだ鮮度抜群の珍しい魚が並びます。毎日違う魚が並ぶので見ているだけで楽しいですよ。


冬の空から、夏の高い空へと移り変わり、
日の光をたっぷりと浴びた植物たちが、青々と茂る季節がやってきます。
大自然に囲まれたこの町では、さまざまなアクティビティやイベントが楽しめるのも魅力のひとつ。
思いきり外で遊んだあとは、温泉でゆったりと汗を流す時間も、知床ならではの楽しみです。
平均気温:18.1 °C
窓からヒヤリ!過ごしやすい気候
本州では、最高気温が35°Cを超える日でも、斜里町は20°Cなんて日も珍しくありません。陽が沈んだ夕方に窓を開けるとひんやり気持ちのいい風が入ってきます。ただ、ここ数年は気温が上がる日も多く、クーラーを設置する家も増えてきました。

夏の暑さを吹き飛ばす、ねぷたの熱気!
毎年7月に開催される「しれとこ斜里ねぷた」は斜里町を代表する、夏の一大イベント。友好都市である青森県弘前市より特別に伝授された、友好の証でもあります。ヤーヤ・ドーの掛け声とともに大きなねぷたが町を練り歩く姿は圧巻です。


海を眺め、そして空を見上げる秋のひととき。
夜は少しずつ長くなり、知床の空では、澄んだ天気の夜には天の川が姿を現すこともあります。
この季節になると、斜里の川で生まれた鮭たちは、命をつなぐために産卵の遡上を始めます。
港では、水揚げされた鮭が漁師たちの手によって手際よく仕分けられ、
一方で川では、同じ鮭たちが流れに抗いながら、上流を目指して力強くさかのぼっていきます。
その二つの姿を見つめると、
命をいただくことのありがたさ、そして自然の営みの尊さに、静かに思いを巡らせたくなります。
平均気温:10.9 °C
命の営みを感じる、鮭の遡上
海を回遊した鮭たちが産卵のために、川を遡上し始めます。ウトロバスターミナルの横を流れる川でも、遡上するサケたちの姿を見ることができます。
※ 捕獲することは厳禁!そっと見守りましょう。

海と森から自然を考える
毎年10月に開催される「知床サスティナブルフェス」は、自然と環境をテーマに食や体験を通じて持続可能な自然との関わりについて考えるイベント。アートや体験など様々な視点から、自然との共生について考えます。


真っ白に染まる冬の景色。
流氷とともに、白鳥やオジロワシなど様々な動物たちが知床を訪れます。
北海道の中でも極寒のイメージのある知床ですが、気温は他の地域と比べてもさほど差はなく、積雪量も少ないのが特徴です。雪のある暮らしが初めての方でも安心して北国の暮らしを楽しむことができます。
平均気温:-5.6 ℃
最高の雪質がすぐそばに!
斜里町で降る雪は、サラサラで軽いのが特徴です。
町内にあるスキー場では、上質なパウダースノーを存分に楽しめることができ、仕事帰りにそのままウィンタースポーツを楽しむ人の姿も見られます。

早起きは三文の徳?早朝の雪かき
冬になると暖かい部屋から出るのが、億劫になってしまうのが冬。そんな時は、雪かきで運動不足を解消!
雪かきで冷えたら、ストーブで温めた甘酒であたたまるのがおすすめ。

※ 気温は気象庁Webサイトより。2017年12月~2024年2月までの平均値