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四季の暮らし

Lifestyle

斜里町の冬

春夏秋冬で感じる知床の生活

東京から移住して5年目の移住コーディネーターが感じた、1年を通した知床暮らしの気づきをご紹介します。

冬の平均気温は-5.6°C、意外と積雪量は少ないですが冬の気温は旭川市とほぼ変わらない冬。斜里の人たちは、流氷が来る時期(2月)が一番寒いと口を揃えて言います。
(※気温:気象庁Webサイトより参照 2017年12月から2024年2月までの平均値)

冬の必須アイテム
斜里での冬を過ごすのに必要なアイテムをご紹介します。

● 車
車の雪を下ろすのに、スノーブラシは必須!タイヤが雪の溝にはまって動けなくなることもあるので、携帯用の除雪スコップも車に積んでおきましょう。

  1. スノーブラシ
  2. スコップ
  3. ウィンドウォッシャー液(冬用)
  4. 牽引ロープ
  5. 冬用ワイパー
  6. スタッドレスタイヤ
  7. 寒さ対策(万が一車に閉じ込められた際に一晩過ごせる準備/衣類、食料等)

※ 冬道を運転する際には、天気予報をしっかり見た上で運転をするようにしましょう

服装
北海道は基本的に建物内が暖かいので、外を出歩く際に必要な装備をご紹介します。
❶帽子
❷手袋(防水は必須!)
❸マフラーやネックウォーマー
❹冬靴
❺ダウンジャケット(特に、スノーブーツは長く使える良いものを選ぶことをオススメします!)

車の出発は計画的に
雪が降ると車から雪を下ろしたり、フロントガラスの凍結を除いたりと、エンジンをかけてすぐ発車できないので余裕をもって行動しましょう。

また、雪国が初めてな方は特に運転に不安を感じると思いますが、斜里自動車学校では冬道講習を開催しているので(約2,200円)受講してみてください。

うわさの水抜き
数日家を空けるときは、水道管から水を抜かないと凍結してしまうので要注意!家によっては電動水抜装置がついていたり、弱い暖房をつけっぱなしで外出する人もいます。

惜しまぬ灯油代
3人家族の移住コーディネーターの場合、冬の灯油代は月に2~3万円ほど。厳しい冬を乗り越えるために必要経費と割り切ります…!

吹雪になると・・・
学校や仕事が休みになったり、車の運転中に目の前が見えなくなる「ホワイトアウト」が発生することも。天気予報をしっかり確認し、外出するようにしましょう。

最高の雪質!
パウダースノーなので、スキーやスノーボードをする人にとっては最高の環境です!そり遊びや森散策も楽しいですよ。サラサラなので雪合戦も痛くない!(雪玉を作るのも難しい?!)