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冬の生活費

Lifestyle

北海道の中でも降雪量が少ない道東ですが、とはいえ北海道であることは変わりません。
雪に慣れていない方にとっては、比較的多くの雪が降っているように感じるかと思います。
今回は、移住者目線で見た斜里町の冬を越すための用意と費用についてご紹介します。

斜里町の冬もご覧いただくと斜里町の冬のイメージがつきやすいです

※ 気象庁Webサイトの数値よりグラフ化

家の作りや日当たり等も関係しますが、大体11月ごろから暖房をつけ始める方が多いです。
2024年6月は、朝晩は冷えることが多く暖房をつけて過ごすこともありました。

大体雪が溶けてから2ヶ月くらいは朝晩が涼しいので、11月から6月ごろまでの約8ヶ月は暖房を使います。

厳冬期(1月~2月)や住んでいる家の作りによっては、水道管が凍結する可能性があるので外出中も弱暖房を入れる家庭も多いです。

※ 気象庁Webサイトよりグラフ化(気温は2017.12-2024.2までの平均値)

暖房器具の種類は多種に渡りますが、速暖性が高く広範囲をすぐに暖めることが可能かつ、煙突が外付けできる灯油ストーブが賃貸物件では一般的に使われています。

部屋の広さや作り・燃焼時間・設定温度・ボイラーの有無によって灯油の使用量は変わりますが、1年間で使用する灯油代の平均は、冬季の使用量が約130Lとした場合、約6万円前後となります。
※ ボイラーを日常的に使用する場合、1年間で約10万前後になることもあります。

賃貸の場合、すでに灯油タンクが家についているおりタンクの大きさによって、入る灯油の量が違うので1回の給油の値段も変わります。

200Lの灯油がはいるタンクで、灯油代が1L 約115円の場合、満タン給油で灯油代は約23,000円 となります。
※ 灯油代は2024年12月現在のものです
※ 最近の斜里町は夏でも真夏日を超える日があるため、暖房費以外に冷房費も発生する場合があります

斜里町や北海道で生活をする上で必要な車ですが、冬になると車にも冬支度をしましょう。
また、天気も変わりやすく突然吹雪きが発生し身動きが取れなくなることがあります。車の燃料も常に満タンにするように意識している方が多いです。

  • 冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)
    • 一般乗用車 18インチの車の場合 参考価格 10万円前後 (値段はホイールや車によって変わります)
  • 冬用ワイパー(2,000円前後)
  • スノーブラシ(2,000円前後)
  • 寒冷地用のウィンドウォッシャー液(300円前後)
  • ブースターケーブル(1,600円前後)
  • 牽引ロープ(5,000円前後)
  • エンジンスターター
    • 遠隔でエンジンをかけることができます。外気温が氷点下の冬では、車に乗る少し前にエンジンを事前にかけておき車を温めてから乗ります。

斜里町の降雪量は豪雪地帯に比べるとそこまで多くはありません。
ただし、斜里町も日によっては雪が積もり家の目の前や車の周りを除雪する必要があります。

  • 防寒グローブ、帽子、長靴
    • 除雪をする際は、手を使うので霜焼け防止のためグローブの着用がおすすめです。
    • 雪が積もった際には、長靴または長めのスノーブーツを履くと雪に靴が埋まらず安心です。
  • 雪かきスコップ(2,000円前後)
  • スノープッシャー(2,000円前後)

※ 雪の硬さや量によっても必要なスコップの形状が変わってくるので周りの人におすすめを聞いてみてください