
斜里町へUターンし、古着店をオープンした三浦さんにインタビューしました。
斜里町出身の三浦さんは、高校卒業後に札幌の大学へ進学。その後、地元へ戻り、金融機関や町内企業での勤務を経て、2025年2月に古着店をオープンしました。
中学生の頃に出会った古着への情熱を仕事に変え、現在はオンラインショップと実店舗の両方を運営しています。
今回は、Uターンを決めた理由やお店づくりへの想い、そして斜里町での暮らしについてお話を伺いました。

Profile
三浦 健太さん
古着屋「BIT STORE」店主
斜里町出身。進学のため札幌へ移り、卒業後に斜里町へUターン。
2025年2月には古着屋「BITSTORE」を開店し、現在はオンラインショップと実店舗の両方を運営。
interview:2026年7月
大学進学で札幌へ行きましたが、そのまま札幌で働くというよりは、漠然と「いつか地元へ戻ろう」という気持ちがありました。
卒業後は斜里町へ戻り、地元の金融機関へ就職。その後、町内企業へ転職しました。
会社員として働きながら資金を貯め、昔からやってみたかった古着屋を開くための準備を進めていました。
大学時代はアパレルショップでアルバイトをしていて、その頃から古着屋巡りが趣味でした。
最初から古着屋を開こうと思っていたわけではありませんが、社会人になってから「やっぱり自分のお店を持ちたい」という気持ちが強くなりました。
札幌にいた頃は、授業の空き時間にも古着屋へ足を運び、さまざまな服を見て知識を深めていました。
最初の1年間はオンラインショップのみで販売していました。
その中で、「実際に商品を見たい」「試着してみたい」という声を多くいただくようになり、店舗を持つことを決めました。
物件は1か月ほど探していましたが、たまたま今のお店が空いたタイミングで契約しました。
実店舗を持つことで、古着が好きな方はもちろん、まだ古着の魅力に触れたことがない地元の方にも、その良さを知ってもらえる場所にしたいと思っています。
古着屋は少し暗い雰囲気のお店が多いイメージがありますが、それをなくしたいと思いました。
店内は壁を白で統一し、明るく、商品が見やすい空間づくりを意識しています。
また、古着だからこそ清潔感を大切にしたくて、落とせる汚れはできる限り落としてから販売しています。
価格も高級ヴィンテージだけではなく、5,000~8,000円ほどで気軽に楽しめる商品を中心に取り揃えています。


やはり集客ですね。
町外から移住してきた方には来店いただくことが多いのですが、昔から斜里に住んでいる方には、まだ古着文化があまり浸透していないと感じています。
「古着=リサイクルショップ」というイメージを持つ方も多いので、これからもっと古着の魅力を知ってもらえたら嬉しいです。ぜひ町内の方にも気軽に来てほしいです。


今は生後半年の子どもがいるので、休日は家族との時間を大切にしています。
東藻琴や網走方面へドライブに行ったり、アイスを食べに出かけたりしています。子どもがまだ小さいので、子育て支援センター「ぽると21」にもよく行きます。もう少し大きくなったら、公園や雪遊びにもたくさん連れて行きたいですね。
焼肉なら「焼肉工房 くりから知床斜里店」が好きですね。あとは「来々軒」のカレーがおすすめです。最初は甘く感じますが、後から辛さがきて、とてもおいしいですよ。洋服なら「UP NORTH」というセレクトショップもおすすめです。洋服だけでなく、雑貨なども取り扱っています。
すごく良かったと思っています。都会のようにせかせかしていないですし、交通量も少なく、暮らしやすいですね。
東京へ行くこともありますが、満員電車にはなかなか慣れません(笑)。そして一番良かったと思うのは、知っている人がたくさんいることです。それでいて、お互いに程よい距離感で接してくれるので、とても居心地の良い町だと感じています。
自然の中でゆったり暮らしたい人には、とても合う町だと思います。都会ほどの便利さはありませんが、その分、落ち着いた暮らしができます。古着屋もそうですが、人とのつながりを楽しみながら、自分らしい暮らしを送りたい人にはぴったりの町ですね。
※記事内容はインタビュー時点のものです。